仕事中毒の人

仕事場のXさん(特徴:職人気質のエンジニア。40代独身)が仕事中毒にかかっている。
具体的な症状としては

  • 毎日午前3時まで仕事をする
  • 土日も自主的に出勤
  • 顔色悪し(特徴:ちょっぴり紫色)

といったもの。
Xさんが働きすぎ(このままでは死んじゃう)であることは上司も認識しており、チーム目標に「Xさんが忙しすぎるので、Xさんが定時で帰ることができるよう仕事を分散する」と掲げ、色々と具体的な行動に出ていた。
しかし、Xさんが勝手にばんばん仕事をするので上司も最近はあきらめ気味である。


先日、仕事場のT先輩に「Xさんは仕事中毒にかかっているので何とかして助けてあげたい!」と相談された。
「Tさんの気持ちもわかるのだが、チーム目標にまで掲げてもらって『そんなに働くな』と言ってもらっているのになおかつ働く人は、何か特別な理由がある(例:過労死寸前まで働くことに自身の存在意義を見出しいている)のであろう。そういう人から、仕事を取り上げた際の空虚を埋め合わせる用意もなく仕事を取り上げるのは残酷だ。Xさんは生きたいように生き、死にたいように死ぬでしょう。ミッキーサイモンのように」
見たいな話をしておいた。混沌に目鼻をつける必要はないのだ。