JR松山駅近傍で写真のような看板を見つけた。
漱石もお好み焼き屋の名前になるとは夢にも思わなかったに違いない。
古い観光地は、そこいらのおっさんまでが街の歴史に通じているので面白い。
路面電車に乗っているときに
「一六タルト（松山の定番お土産。ゆず風味のあんこがうまい）って、何で１６なんやろ。明治時代に１６銭で売ってたからかなぁ」
なんて話をしていると、向かいに座っていたおっさんが語りだした。
「いや、アレは『明治１６年創業のお菓子ですよ』という意味や。しかし、現在の一六タルトができたんは実は最近。多分、他のお菓子の商標を無理やりはりつけてるんや」
大人のいやな歴史をありがとう
