某IT企業への多額融資は現代の位打ちか?

公家が台頭してきた実力者(主に武士)を失脚させる方法の一つとして,「位打ち」というものがある.
これは,台頭してきた実力者を分不相応な高い位つけ,いい気にさせて自滅させるというものである(だったと思う).
この話を読んだとき,「なんて京都らしい(京都は公家の町である)陰湿な戦略だろう」と思った.


某楽なIT企業は年間利益が150億円ぐらいなのに800億円ぐらいの融資を受け,企業買収などを行っている.
利益率の高い(=固定資本をそんなに持っていない)企業がこんなに融資を受けるっていうのは健全なのかしら?とちょっと思った.
これは某楽なIT企業に分不相応な資金を持たせて運用に失敗させて失脚させる陰謀なのでは?などと考えて悦に入る.
普通に考えてそんなことはあらへんな.某楽なIT企業が運用に失敗すると,融資してる企業も大損するんやし.