16より47
- 作者: 松本仁一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/05/03
- メディア: 単行本
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前作は「混乱している国には必ずカラシニコフがある」というような話であった.
今回は「カラシニコフは何故製造され続けるのか」というような内容.
治安が悪い→国は治安を維持できない→住民は自衛をしなければいけない→安くて壊れにくいカラシニコフが市場に流通→さらに治安が悪化
というような悪循環に陥っている国がたくさんあることがよくわかった.
ここで
「カラシニコフさえなくなればいいんだ!」
とわめいても意味が無いし,この本もそんなことは主張していない.(朝日新聞やのに!!)
すべての問題は人の行動に原因があるのだ.