伊地知幸介タン登場

研修で弊社の知財戦略についての解説があった。
コーポレート知財部のおっさん(特徴:各カンパニーの知財部門の総括)が、
「最近、わが社の特許創出が減っていマース。そこで、わが社の知財戦略を『特許を書く風土をつくる』としまシタ。みなさーん、特許は大事なんですよー。ちゃんと書いてくださいよー」
などとほざいていた。
あんまりだったので、
「全員、毎日12時まで働いている部署の風土が変わったところで特許がでるわけないやろ!特許増やしたかったら『知財部門の人間を増やします』なりなんなり、具体的に金のかかる案を示したれや!!」
とキレてしまった。
戦争に勝つために必要なのは大和魂ではなく、金だ。
こんなおっさんが絵を描いているうちは弊社の知財はよくならんな。


「予算をつけない改革」というのは、とどのつまりおっさんの寝言と一緒なので聞く必要はない。
それは「改革」などという能動的なものではなく、ただの「願望」である可能性が高いからだ。
それなのに、こんなコーポレートのおっさんの話を真に受けて色々と苦労している各カンパニーの知財部門の人が痛々しかった。