2005-04-11 電波男,追記 私は,最近世に出ている「似非おたく本」の類が好きではない. もっというと,虫唾が走るほど嫌いだ. いわゆる「似非おたく本」には後ろ暗さがない. 「現実世界での幸せを渇望しながら,どうしようもないのでおたく世界へ逃亡する.救済はたぶんない」 という悲しみがない. 「電波男」にはそこらへんが描かれている. 辛気臭い話が好きな私にはたまらんもんがあるね. 「人生に援護射撃などない」(by根本敬)のだよ.