本日の読書

獄窓記

獄窓記

刑務所内の体験記。
似たような本として、花輪和一の『刑務所の中』が挙げられる。
刑務所の中』は「刑務所もそんなに悪くないなあ」と錯覚してしまいそうになる。しかし、本書は刑務所の実情、不便な点がたくさん書いてあるので、間違ってもそのような錯覚は起こさない。
刑務所内が「もー、あそこには戻りたくない!!」と思うぐらい大変な場所であることは良く考えればあたりまえやな。そうでないと更生機関とはいえん。